4年の岡です。2024年3月6〜8日に第28回一般社団法人情報処理学会シンポジウムインタラクション2024に参加してきたので、参加記をまとめます。

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発表内容

VRコントローラには,握力で操作する機能は一般的には搭載されていない.VRコントローラに握力感知機能を追加できれば,握り潰しの操作を行うことができるなど,コンテンツ表現の幅が広がる.そこで本研究では,既存のVRコントローラに巻きつけるだけで握力感知機能を追加するベルト状センサGRABを開発する.GRABの有効性を検証するため,VRテストアプリを実装して評価実験を実施した.評価実験の結果,想定通りの操作が可能であることが確認できた.また,任意の握力強度に調整することが困難という課題も明らかとなった.

発表では以下のコメントを頂きました.

  • VRコントローラに限らず,マウスなどにかけて操作手段を増やしてもよさそう
  • 握力を正確に伝えることができれば,遠隔地の機械を制御することが可能になりそう

また、発表を聴講し、特に印象に残ったのは以下の発表です

空傘散歩:風力を受けた傘を表現したVR空中遊覧システム

著者

山口 修平,井上 悠香,佐々木 嵩也,鈴木 元,廣川 七海,宮田 一乘(北陸先端大)

感想

非常に大がかりな装置で,多くの聴講者が集まっていた.傘を糸で制御し,VR空間内の風に応じて後ろから風が吹き付けられた.体験するにあたって,VRコントローラの代わりに両手で傘を持った.移動についての表現方法が非常に自由であり,VRについての新たな知見を得ることができた.

Followingraphic Display: 実物体に追従する空中像

著者

菅原 陵央,林 竜吾,小泉 直也(電通大)

感想               

体験する際,空中像はトラッキングができるカードを使用して移動,回転等を行った.Meta Quest3やApple Visionでは,現実の空間をHMD越しに視認しながら作業を行うことができる.しかし,この空中像はゴーグルが不要で,空中像の遅延についても感じられなかった.そのため,ゴーグルなしで作業ができる可能性を感じた.